かつて日本では、「いかに豪華に結婚式を挙げるか」を競うような時代がありましたが、最近では「アットホームでゲスト(参列者)に楽しんでもらえる式を挙げたい」と思っているカップル・ご夫婦が増えています。
- 「結婚式に費用をかけたくないから少人数で済ませたい」
- 「目立つことが苦手だから身内だけの結婚式を挙げたい」
- 「余興や映像は流さず会食のようなスタイルにしたい」
と考えているカップルには、「家族婚」や「親族婚」がおすすめなんです。
そこで、この記事では「家族婚・親族婚の費用(平均相場)とメリット・デメリット」をご紹介したいと思います。
この記事の目次
家族婚・親族婚って何?
「家族婚」とは家族だけで行う結婚式のことで、ほとんどのカップルが新郎新婦を含めた10人未満で挙げています。
「親族婚」とは、家族と親族(祖父母・叔父・叔母・従兄弟など)を招待する結婚式で、10人~20人以下のゲストを招待するカップルが多いです。
少人数ウエディングが増えている
最近では親族だけではなく、親友など親しい友人を交えた「ゲストが20人~30人以下」の少人数ウエディングを選ぶカップルも増えています。
結婚式情報サイト「マイナビウエディング」よると、なんと「30人以下」の少人数ウエディングを実施したカップルは、全体の「34.7%」もいることがわかりました。
引用:マイナビウエディング
招待者の人数 | 割合 |
---|---|
30名以下 | 33.4% |
30名以上 | 65.4% |
少人数ウエディングはゲストとの距離が近いためアットホームな式になり、準備が楽といったメリットもあります。
家族婚・親族婚の費用(平均相場)は?
結婚式を挙げるときに1番気になるのが、やはり費用についてですよね。
「マイナビウエディング(家族・親族のみでの少人数結婚式)」の調査結果をもとに表を作成してみました。
人数 | 平均費用相場 |
---|---|
10人 | 70万円 |
20人 | 100万円~120万円 |
30人 | 150万円~200万円 |
70.2人(2017年の平均人数) | 350万円 |
挙式、披露宴・披露パーティの平均総額である「350万円」という値段に比べて、少人数ウエディングは、かなり費用が抑えられているのがわかりますね。
さらに、親族はご祝儀が一般の参列者よりも多い傾向にあるので、親族婚だと自己負担額が少ないのも特徴です。
結婚式を挙げることによって「親族への挨拶が結婚式の1度で済む」というのと、「結婚した実感を感じることができる」というメリットがあり、結婚式を挙げていない「ナシ婚」のカップルよりも圧倒的に「離婚率が低い」という統計も出ています。
結婚式の費用が気になっているカップルは、少人数でもいいので結婚式を挙げることをおすすめします。
【経験者談】家族婚・親族婚の4つのメリット
実際に少人数ウエディングを挙げた方に「家族婚・親族婚」のメリットを聞いてまとめてみました。
①招待者の人数が少なければ少ないほど準備が楽
以下の項目は招待人数が少なければ少ないほど準備が楽になります。
- 招待状の宛名書き
- 招待状の発送
- メニュー表の作成
- 料理・引き出物・プチギフト決め
- 席次決めなど
また、会社の人や友人を招待する場合、気を使ったり配慮しなければならないこともありますが、親族や親しい人だけであれば、特別な演出をしなくても素敵な1日になるはずです。
さらに、会食や写真撮影だけの披露宴をする場合は、余興やプロフィールムービーの準備がいらないのもメリットです。
②アットホームな結婚式を挙げられる
結婚式は新郎と新婦が主役になりますが、
- 「人前に出るのが苦手」
- 「あまり目立ちたくない」
というカップルも多いのではないでしょうか。
身内や親しい人だけで行う少人数の結婚式は、和やかな雰囲気で結婚式を挙げられるというメリットがあります。特別な演出をしなくても、写真を撮影したり、楽しく食事をするだけで素敵な1日になるはずです。
③日程調整がしやすい
まず、結婚式の日どりを決めるときに、招待者の予定を確認する必要があります。
招待者の人数が多いと、どうしても都合が合わない人が出てきて日程の調整が大変になりますが、少人数だとスケジュールを確認する人数が減り、結婚式の日取りが決めやすくなります。
また、結婚式の費用が安く済む平日や、夕方や夜の時間帯を選びやすいといったメリットもあります。
④1人1人に合ったおもてなしができる
少人数ウエディングは、1人1人に合ったおもてなしができるところが魅力的です。
- ゲスト1人1人に合った引き出物を選べる
- それぞれにメッセージカードを書くなど
例えば若い女性には「人気ブランドのタオル」、家庭をお持ちの方には「調味料セット」などゲストの嗜好や利用するものに合わせて引き出物を選んだり、ゲストにメッセージカードを書いて披露宴前の待ち時間に読んでもらうなど、招待客が少なければ少ないほど手厚いおもてなしをすることができます。
唯一のデメリット!少人数ウエディングに対応できない式場あり
最近では、「少人数ウエディング大歓迎」と掲げている式場も増えてきましたが、ゲストの人数が少ないと採算が合わず断られる式場もあります。
「ブライダルフェアに行ったら家族婚を断られた」ということがないように、式場見学に行く前に最低人数を確認しておきましょう。

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